古本屋で働く

  1. 少年が修行を積んで敵を倒す名作マンガ ありますか?」と、おじさんに聞かれたが・・・・・・。100種類以上思いうかぶが、鉄板 で「ドラゴンボールですかっと 答えると、「それではない!」といわれた 。先に言ってよと泣きたくなる。ほかにも「最後に泣けるスポーツマンガ」「絵がかわいい少女マンガ」と、 親の質問はいつも抽象的でわからない。
  2. 問い合わせの本を探し ているときにかぎって、 ほかのお客さまから声を掛けられる。店員が少ないと、お客さまの多い時間帯は大混乱します。レジで老紳士に「時代小説の名作」を所望され、探す最中に主婦から「TVで紹介してた本は?」と声を掛けられ、コミック棚の前で学生から「漫画の新刊」を聞かれて大忙し。
  3. お客さまの問い合わせ の3割は「トイ レどこ?」。「ちゃんと 『トイレ←』って表示があるのに」と叫びたいところをグっと飲みこんで、「こちらです」とご案内。トイレのない小規模書店の場合、その旨を伝えるが、「店員用トイレはあるでしょっ」と食い下が られる場合も。
  4. いそがしくて、手の甲 がメモでいっぱいに。雑誌の号数や書籍コードなど、まちがいやすい数字は、すぐに手にメモをします。ボ ールペンのつもりが、シャープペンを突き刺して悶絶するというトラッ プも。
  5. 書名の問い合わせは、 ほとんどクイズ。 一発 で正解すると、自分を ほめたくなる。